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【高岡教室・サノコラム①】国語を頑張る!という目的達成の為に、手段のハードルを下げてみよう。

2019.08.08
高岡駅南校

いよいよ本格的に夏休みが始まりました。甲子園大会では、地元・高岡商業高校が1回戦で、手に汗握る接戦を制しましたね!諦めない、強いメンタルを見習いたいものです。
さて、高岡教室責任者の佐野が不定期にお届けする「サノコラム」の第1回目は「国語を頑張る!という目的達成のために、手段のハードルを下げてみよう。」です。

ご相談が多い事例として「国語が全く分かっていないようなんですが・・」と言うものがあります。教育相談の際に、実際に受けられたテストの問題用紙、解答用紙を拝見すると、様々な理解度レベルの、様々な問題が浮き彫りになってきます。
散見される事例として、①問題の下線部周辺しか読まない②設問で聞かれている事(理由・抜き出し・本文の言葉を用いて等・・)に対して、正しい形で答えられていない③そもそも文章を読み慣れて無く、時間がかかり過ぎて全部解けない、と言ったものが多いようです。
国語の解き方という技術的な問題も勿論あるのですが、この夏に学年を問わず取り組んでいただきたいのは、「文章を、出来るだけ格好よく、音読する」と「読んだ文章で出会った、知らない言葉を調べる」という事です。
先述した①~③を解決する、前段階、準備として「国語に限らず」どの教科でも実践して頂きたい事です。
国語力不足の原因として非常に多く感じるのは「語彙の無さ」で、要は言葉を知らない、知らない言葉に出会っても無視を続ける生徒さんが多いという事です。言葉の意味「語彙」が少なすぎると、かなり単純な文章以外は、筆者の真意が読み取れません。是非、知らない言葉に出会ったときに調べる癖をつけて欲しいのです。
さて、ここからが本題。
「なぜ、知らない言葉を調べないのか?」の理由として「辞書を引くのが面倒くさいから」と言うものが非常に多いです。「重い」「難しい」「説明を読んでも分からない」と言った理由で、ある意味否定できません。確かに面倒なんですよ。
そこで、今回は「国語を上げる」という大きな目的の為に、手段としての「辞書を引く」を、「スマホ(電子辞書)で調べる」に変更して、心理的ハードルを下げる事を、敢えてお勧めしてみます。分からない言葉が出てきたら、一瞬意味を想像して、即スマホで検索!早いです。サクサク調べてしまいましょう。
慣れてきたら、「今日分からなくて、調べたことノート」に、簡単に調べた内容をメモして、学習終了時にサッと見直せると完璧です。
学校の予習や、課題などでも、全部辞書で調べて、丁寧に!と頑張って挫折するくらいなら、サクッとスマホ検索という「便利な手段」を利用して、「身になる勉強ができる、理解できるようになる!」という本来の目的達成を優先させましょう!


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