皆さん、こんにちは。
富山県家庭教師協会砺波事務局の川原です。
タイトルの言葉は先日、勉強嫌いの甥っ子（中学生）
よくある話ですが、
彼の主張は以下の通りです。
「お母さんだって、中学校の問題は解けない」
「お母さんは、
「大人になったらどうせ今勉強してることなんて忘れてしまう」
「お母さんは忘れても大人なら問題ないって言う」
「大人になって必要ないなら、
大雑把に言うと、こんな感じです。
おそらく、
確かに甥っ子の言い分は理解できる点もあります。
彼が現在学校で教わっている英文法や数学の公式は、
三単現のSを忘れても、三平方の定理を思い出せなくても、
そういった意味で、
しかしながら、
実際に現在の自分がそう（必要ないし、問題ない）
かなりの難問です。
さて、こんな難問に対して母子喧嘩の真っ最中に母親（妹）
『そんなこと言うたってせんなんもんはせんなんがいぜ！ お母さんだって中学生の時は勉強したが！（激怒）』
でした。
見事な力技。
理屈もへったくれもありません。
しかし、
甥っ子は力に屈した振りをして、
そんなことがあったので、
もっともらしい回答はいくつか思いつくのですが、
そこで思いついたのが、
彼が最近ハマっているのは『フォートナイト』
簡単にゲームのシステムを説明すると、
・大人数でのサバイバルゲーム
・勝利条件は自分（チーム）が最後まで生き残ること
・
ざっくり説明するとこんな感じになります。
つまり、他プレイヤーと戦い撃破して、
上で良い武器と書きましたが、
非常に強くて使い勝手の良い武器もあれば、
このゲームの面白いところはアイテムの配置がランダムなので、
アイテムに恵まれずすぐにやられてしまうこともあるという点です
前置きが長くなってしまってすいません。
ここからが本題です。
ゲーム開始直後は全てのプレイヤーがほぼ丸腰です。
故に落ちているアイテムや武器を回収していくわけですが、
「もし、
甥っ子は「拾う」と即答しました。
理由を尋ねると彼はこのように答えました。
「丸腰よりはマシ。
至極真っ当な答えです。
そこで、続けてこう問いかけてみました。
「その武器、最後まで使う？」
彼は答えました。
「使うわけない。もっと強い武器が来たらすぐ捨てる」
「いずれ使わなくなって捨てるのに拾うの？ 無駄じゃない？」
「勝つためにそうした方がいいから無駄じゃない。
ここで彼も自分の矛盾に気づいたようでした。
『将来使わないんだから必要ない』
しかしながら、その『将来使わないもの』
私は勉強も同じものだと思います。
先にも述べたように、
けれど、
むしろ、
そうなった時、役に立つのはこれまで培ってきた『
この問題解決力ともいうべき力は、
そして、この力を手っ取り早く養えるのが『勉強』
コツコツ真面目に問題へ取り組み育まれた思考力は、
磨き方が分からなければ、どうぞ私たちを頼ってください。
私ではこれくらいの回答しか思い浮かびませんが、
さあ、この夏、
