新着情報

news

【砺波事務局】「どうして勉強しないといけないの?」

2020.07.30
砺波校
皆さん、こんにちは。
富山県家庭教師協会砺波事務局の川原です。

 

タイトルの言葉は先日、勉強嫌いの甥っ子(中学生)が言い放った一言です。
よくある話ですが、勉強をせずにゲームばかりしていた甥っ子を母親(妹)が叱った時に、反論として出てきた言葉ですね。
彼の主張は以下の通りです。

 

「お母さんだって、中学校の問題は解けない」
「お母さんは、ずっと勉強なんてしてないから解けないのは仕方ないって言う」
「大人になったらどうせ今勉強してることなんて忘れてしまう」
「お母さんは忘れても大人なら問題ないって言う」
「大人になって必要ないなら、勉強なんてしなくていいじゃないか」

 

大雑把に言うと、こんな感じです。
おそらく、どのご家庭でも一度はこんなやりとりが交わされたことがあるのではないでしょうか。
確かに甥っ子の言い分は理解できる点もあります。
彼が現在学校で教わっている英文法や数学の公式は、大人になった我々が日常生活で使う場面はまずありません。
三単現のSを忘れても、三平方の定理を思い出せなくても、問題なく生活できています。
そういった意味で、こうした現状に疑問を感じ取れる感性は素晴らしいものなのではないかと思えるほどです。

 

しかしながら、疑問を投げかけられた大人はたまったものではありません。
実際に現在の自分がそう(必要ないし、問題ない)であることを否定して、勉強の重要性を中学生にも分かるように説かなくてはならないからです。
かなりの難問です。

 

さて、こんな難問に対して母子喧嘩の真っ最中に母親(妹)が出した答えは、

 

『そんなこと言うたってせんなんもんはせんなんがいぜ! お母さんだって中学生の時は勉強したが!(激怒)』
でした。

 

見事な力技。
理屈もへったくれもありません。
しかし、怒号とともにそう言われると何も言い返せなくなるのが中学生の悲しい性。
甥っ子は力に屈した振りをして、部屋に戻ってゲームを始めたそうです(笑)。

 

そんなことがあったので、私もタイトルにある疑問を少し考えてみました。
もっともらしい回答はいくつか思いつくのですが、中学生にも分かりやすく、かつ納得できるように答えるとなるとやはり悩みます。
そこで思いついたのが、彼の大好きなゲームでこの疑問に答えられないかということです。
彼が最近ハマっているのは『フォートナイト』という撃ち合いのサバイバルゲームです。
簡単にゲームのシステムを説明すると、
・大人数でのサバイバルゲーム
・勝利条件は自分(チーム)が最後まで生き残ること
生き残るうえで必要な武器やアイテムはランダムに配置されている
ざっくり説明するとこんな感じになります。
つまり、他プレイヤーと戦い撃破して、彼らが持っている良い武器やアイテムを回収しつつ、最後の一人(チーム)を目指すというゲーム性です。

 

上で良い武器と書きましたが、当然ゲームなので武器はピンキリです。
非常に強くて使い勝手の良い武器もあれば、ほとんど役に立たないような武器もあります。
このゲームの面白いところはアイテムの配置がランダムなので、序盤から良い武器を拾えることもあれば、
アイテムに恵まれずすぐにやられてしまうこともあるという点です

 

前置きが長くなってしまってすいません。
ここからが本題です。
ゲーム開始直後は全てのプレイヤーがほぼ丸腰です。
故に落ちているアイテムや武器を回収していくわけですが、ここで甥っ子にこのように尋ねてみました。

 

「もし、最初に見つけた武器が最低ランクの弱い武器だったら拾う? それとも拾わない?」

 

甥っ子は「拾う」と即答しました。
理由を尋ねると彼はこのように答えました。

 

「丸腰よりはマシ。弱いけど拾わないより拾った方が生き残る確率が上がるから」と。

 

至極真っ当な答えです。
そこで、続けてこう問いかけてみました。

 

「その武器、最後まで使う?」

 

彼は答えました。

 

「使うわけない。もっと強い武器が来たらすぐ捨てる」

 

「いずれ使わなくなって捨てるのに拾うの? 無駄じゃない?」

 

「勝つためにそうした方がいいから無駄じゃない。誰だってそうするし、あっ……」

 

ここで彼も自分の矛盾に気づいたようでした。

 

『将来使わないんだから必要ない』

 

しかしながら、その『将来使わないもの』が大きな目標を達成するためには必要不可欠であったりもします。
私は勉強も同じものだと思います。
先にも述べたように、大人になると英文法も数学の公式もほぼほぼ使いません。
けれど、大人になれば問題に取り組まなくてよくなるというわけではないのです。
むしろ、もっとたくさんの問題に日々向き合っていかなければならなくなります。
そうなった時、役に立つのはこれまで培ってきた『問題への取り組み方』であり『問題を解決する姿勢』です。
この問題解決力ともいうべき力は、将来どんな場面でも自分を助けてくれます。
そして、この力を手っ取り早く養えるのが『勉強』というものだと私は考えます。

 

コツコツ真面目に問題へ取り組み育まれた思考力は、キミが最も信頼できるキミだけの武器です。
磨き方が分からなければ、どうぞ私たちを頼ってください。
私ではこれくらいの回答しか思い浮かびませんが、当社にはベテランの頼りになる先生たちが揃っています。
さあ、この夏、誰にも負けないキミだけの武器を一緒に作ってみませんか?

 

【家庭教師部門】 富山県家庭教師協会 砺波事務局
【完全個別塾部門】KATEKYO学院 砺波校
教務部 川原 由明
0763-33-7700

デジタルパンフレットはこちら


TOP