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【新庄校コラム】適性と強み

2020.10.13
富山新庄富山東事務局
こんにちは。KATEKYOの石黒です。当校では現在教師稼働率が90%を超えており、新規のお客様には大変ご迷惑をおかけしている状況です。年末までに大学の推薦関係が終われば、少しは教師陣の空きを確保できるのですが、それまではお時間の確保が難しく、ご予定と合わず、お断りせざるを得ない状況にあります。心からお詫び申し上げます。そんな中、早くも来期のご予約をいただきました。中学1年のお客様が、2月ごろから受験対策を始めたいとのことでした。すぐに開始できないのは申し訳ないですが、先行予約として優先的に教師の時間を確保させていただきたいと思います。なお、毎年12月ごろより来期の予約が多くなりますので、お時間に余裕をもって早めにご相談いただければと思っております。

 

さて今回は先日教育相談で感じたことをお話ししたいと思います。高校生になると「文系」「理系」に分かれる高校が多くあります。ご存じかと思いますが、文系は国語・社会系、理系は数学・理科系を深く掘り下げて学習していきます。厳密にいうと、文系は主に人間の文化的、精神的活動を研究対象とし、理系は主に自然界で起きる現象を研究対象とします。その研究をするための根幹をなす科目を多く学習するのが文理選択後の高校生です。高校にもなると、人間的な成長として視野が広がってきますので、将来やりたいことや自分が進むべき道が見えてきます。なぜ文理選択が高校2年からなのかというと、広く浅くすべての分野の知識を学び、視野を広げた上で、将来の道によりより深く学ぶための文理選択であると考えます。では、どういうきっかけ(観点)で文理を選択するものでしょうか?私は、中学生の時に少しずつ見えてくる適性を参考にすべきと思います。

 

中学3年生男子がご両親と教育相談に来られました。英語がとにかく苦手とのことでした。話をしている中で、ご両親は昔も今も文系体質で、理数系に興味を持った事がないとのことでした。長年教育相談をしてきて、ご両親の特性と子供の特性が一致する確率が非常に高いと感じています。生徒に好きな科目を聞いたところ、数学と理科という答えが返ってきました。ご両親の特性と不一致です。しかし、色々話していくと、どうもまだ自己の特性に目覚めておらず、たまたま何かのきっかけで数学・理科を好きになった感じがしました。そこでアドバイスしたのはとにかく数学・理科メインで指導を行い、その合間に英語をサンドイッチして苦手意識を緩和していく、名付けて「サンドイッチ指導法」を提案しました。英語がとにかく苦手で、何らかの対処をしたくて相談に来られたのだと思います。しかし、自己の特性や学習の意義は、中学生の浅い人生経験では分かるはずもなく、その中で苦手となった科目の学習を受け入れることは非常に難しいと言えます。人間は成長とともにその後の自己の成長や損得勘定を考えた上で、嫌なことでも敢えて時間を割いていく事が必要であると学びます。そこで実行していく人間と、分かった上で逃げる人間との間に大きな差ができるのですが、中学生においてはまだ長期視点に立って俯瞰して自分を見るということができません。よって、今回の生徒の場合も、現在苦手意識が強い英語について教師と1対1指導の中でみっちりやることは、苦痛以外のなにものでもなく、それが全ての科目に伝播すると目も当てられません。中学生に必要なのは、「絶対的な自信」を持てる科目を1つでも2つでも作ってあげることだと考えました。つまり、苦手意識の強い英語はせめて高校に行くまでに苦手意識がなくなるよう処方する程度にとどめ、本人が好きだという数学・理科を武器になるように磨き上げる作戦です。

 

ここで、もう一つ裏の作戦がありました。それは、生徒自身が自己の適性に気が付いていないという点を利用した作戦です。彼と話している中で、私の経験上間違いなく文系の適性を持っている生徒と確信しました。今、自己の適性に気が付いていない段階で、好きと感じている数学・理科系を磨き上げることができれば、高校に入って適性に気が付いたときに数学・理科系が強い文系生徒が出来上がります。文系として最強です。長期的に見たときに、その可能性を広く残すための提案をさせていただきました。

 

中学生・高校生は可能性の宝庫です。人間ですから生活環境や経験によって様々な特性が出てきます。その個性を最大限に伸ばしていけばいいのですが、まだ特性が出きっていない小中学生については、その特性を早めに察知し、将来的な展望からどこに強みを作るかを考えることが必要であると思います。我々は単に志望校に合格させるだけの仕事をしているわけではありません。担当させていただく生徒さんの将来を考え、今すべきベストなことを提案し、一緒に歩いていく、そういった仕事です。お子さんの適性と強みを最大限に生かせるよう、また将来的な選択肢が多く残っていくように動いていきたいと思っています。

 

来期のご予約を随時受け付けております。大切なお子さんの未来を託す企業として、是非当校をご検討ください。

 

【家庭教師部門】 富山県家庭教師協会 富山東事務局
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【完全個別塾部門】KATEKYO学院 富山新庄校
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教務部 石黒 史隆


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