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【豊田校コラム】公民と知事選挙

2020.10.20
富山北事務局富山豊田
こんにちは。KATEKYOの石黒です。夏の暑さが嘘のように、朝晩寒い日が多くなってきました。日中と夜の寒暖差が激しくなっています。体調には十分留意して、日々学習を続けていただきたいと思います。

 

さて、今月の25日に富山知事選の投開票が行われます。日中選挙カーでの応援が聞こえてきます。今回は3名の候補者が立候補しており、保守である自民党が分裂する様相です。県知事選挙ということもあり、富山県中を走り回る関係で、市議選や県議選、国会議員選挙に比べて非常に静かで、我々のような教育業界からするとありがたい(語弊がありますが・・・)限りです。選挙については中学3年時のの公民で習います。思い返してみれば、中学校で習う歴史・地理・公民のうち、公民が一番面白く、点数が高かったような気がします。というのも、私の父や母が日常していた会話が、まさに公民の内容であり、そのおかげで授業内容も比較的容易に頭に入ってきたからです。自営業を営んでいた父が、仕事上の付き合いで応援に行ったり、講演会に出席したりしたことを、母親と話している内容を聞いて、脳に刷り込まれていたのかもしれません。また、小学生・中学生の時、新聞の紙面から気になる情報をノートにまとめることをさせられていた(笑)ため、それも公民が得意であった理由なのだと思います。しかし、正直当時は全く政治とか経済とかには興味はなく、選挙といっても、なんら気にも留めていなかった気がします。

 

最近は若者の選挙離れが顕著になり、それをうけて、選挙権が満18歳にまで引き下げられました。制度が変わっただけでは18歳の子らが選挙に行くわけもなく、政治家は若者にも興味を持ってもらえるような政策提示や政治活動を実行する必要があります。単に中学の時に公民を教科書ベースで習っても、そこまで興味を掻き立てるものでもありません。個人的には、子供たちが最初に習う「公民」の在り方をもう少し考えるべきだと思います。とはいえ、社会経験がまだまだ足りていない中学生・高校生が政治に興味を持つのは難しく、実際に興味をもって政治や経済のことを考えるようになるのは、結婚したり家を買ったりした際に、税金や福祉の問題が自身に降りかかってきた時ではないかと思います。およそ30歳を過ぎたころでしょうかね?

 

選挙ごとに新聞やネットでは候補者の公約が開示されます。特に今回の富山県知事選は保守自民が分裂しており、各立候補者の公約も非常に興味深いものになっています。選挙権のない中学生や高校生においても、この公約の違いを探すことは非常に有効ですし、興味がわくきっかけになるかもしれません。しかし、一番興味を持ってもらえるきっかけは、両親の会話です。今回の富山県知事選挙を利用して、子供たちの前でお話ししてください。各候補者の公約内容、人となり、活動の仕方、もしこの人が知事になったら、こうなるだろうという未来予想図等をお話してみてください。そして、親が子供に投票している姿を見せてあげてください。中学で習う「参政権」。実際はテストに書くことができることが大切ではなく、実際に政治に参加する権利を行使するということが大切であることを、親が背中で子供に見せて欲しいと思っています。今回の富山知事選は座学である公民を実際に体験させる(見せる)絶好の機会です。この選挙を有効利用し、子供たちに政治の意義、効果を論じ合うことで、より興味をもって授業を聞くことができるきっかけづくりにしていただければと思います。

 

【家庭教師部門】 富山県家庭教師協会 富山東事務局
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教務部 石黒 史隆


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