富山県家庭教師協会高岡事務局、KATEKYO学院高岡駅南校の佐野です。
雪国富山県はいずこやら。全く雪のない、珍しい日々が続いています。そのような中、インフルエンザは相変わらず断続的に感染が伝えられています。マメなアルコール除菌、手洗いなど予防策に努めましょう。
さて、高校3年生はセンター試験が終了し、2次試験に向けての対策を進める時期です。また、各々の私立大学対策、志望校選択もより具体的になってまいりました。また、中学3年生においても内申点評価に対する努力時期が終わり、本番に向けて具体的な志望校選定や、過去問対策、模試の見直しなどより実戦的な対策が、日夜高岡エリアの先生、生徒さんで行われています。
全員が、納得のいく結果を手に入れることができる様に、最後まで応援していきますので、宜しくお願い致します。
本題であるポジティブ脳という事に関して、最近公演を聞かせて頂いた、著名なメンタルコーチである「飯山 晄朗(いいやまじろう)」さんの著書「勝者のゴールデンメンタル」(大和書房)や、その講演内容がとても参考になったのでご紹介させて頂きます。
飯山さんは、石川星稜高校野球部や、高岡商業野球部のメンタルコーチとして辣腕を振るわれ、両校に素晴らしい結果をもたらしました。特に星稜高校の「9回裏8点差をひっくり返しての、地方大会決勝戦大逆転による甲子園出場」というミラクルは記憶にも新しいのではないでしょうか。
また、高岡商業も「古豪」と扱われ、甲子園出場は夢でしかない、そんな立ち位置からの復活!見事な活躍を私たちに見せてくれました。
そんな両校が共通していた事として「自分たちが勝てると思えてなかった」メンタル構造を「俺たちは負ける気がしない」メンタル構造に変えたことによる大躍進であったという事です。
「でも、どうせ、だって」というマイナスを捨て、「勝ったイメージ」「出来るイメージ」を日頃から口に出し、実践することで「負ける気がしないメンタル」を手に入れ、9回裏8点差と言う通常であれば絶望しかねない状況下で「ニコニコと笑いながら」「負ける気など全くない様子で」臨んでくる生徒に対し、相手は勝っているにもかかわらず負けているような追い込まれ、逆転を許したそうです。
高岡商業は、練習最後に「勝った時にマウンドでみんなで喜ぶ練習」を取り入れ、実際に勝利者インタビューまでするそうです。また、甲子園での公式練習では、全員がホームベース上に整列して実際に校歌を歌い、勝利のイメージを描いたそうです。如何に「具体的な勝利イメージを持つことが大事なのか」という実例で大変興味深かったです。
詳しい方法は、是非本を読んで頂きたいのですが、皆さんは「その受験校に受かる!」と思い込めているでしょうか?「この問題は、今は出来なかったけど、分からないことが見つかった!ラッキー!」と前向きに取り組めていますか?
残り受験までの時間を、「もう○○ヶ月しかない」ととらえず「まだ○○ヶ月もあるぜ!」と前向きにとらえ、毎晩の就寝前に「今日もこんなにできる様になった!」と思い、「自分の合格番号を見て、受かっていて、家族全員で泣きながら喜んでいる」イメージトレーニングをしてみて下さい。
日々、ワクワク楽しみながら、受験勉強を最後まで頑張りましょう!応援します。
<家庭教師部門> 富山県家庭教師協会 高岡事務局
<完全個別塾部門>KATEKYO学院 高岡駅南校
教務係長 佐野 陽三
0766-26-2211