皆さん、こんにちは。
人生最短の夏休みがあっという間に終わってしまいましたね。
「あぁ。あんなこともあったね。」「あの夏休みは、笑えるほど短かったね。」と懐かしむことができるような、平和な日常が将来戻ってくることを願ってやみません。
まだまだ体温を超えるような酷暑、猛暑が続きます。くれぐれも、体調管理にはお互いに気を付けて過ごしたいですね。
さて、表題の「クソゲー」「神ゲー」（もう古い言葉で、生徒さんは使わないかも？）という単語はご存じですか？
とても汚い言葉で申し訳ないのですが説明いたしますと「クソ（みたいにつまらなくて、難しい、金も時間も無駄にしたような）ゲー（ム）」略してクソゲーです。
対して「神（が我々に与えたもうた、珠玉の名作）ゲー(ム）略して神ゲーも存在します。
今でこそ、スマホやオンライン対戦ゲームでの普及で、「無料で楽しめる」という（40代中盤の私が幼少のころでは考えられなかったような）「とても充実したゲーム世界」に生徒さんたちは（親御様も？）囲まれておりますが、当時はクリスマスや正月のお年玉といったイベント収入でもない限り、なかなか新作を手に入れることが困難でした。その高価な「ゲームソフト」を、直感や噂で購入するという、なかなかリスキーな事を、皆が経験していたのです。
楽しみに帰宅して始めたゲームから漂ってくる「明らかなクソゲー感」を思い出すと、今でも胸にこみあげるものがあります。
そのゲームが「神ゲー」なのか「クソゲー」なのかは、インターネットの口コミサイトもなかったころは、運否天賦、神のみぞ知るというギャンブラーの住む羅刹の時代だったのです。
私の世代での代表的なクソゲーとして「スペランカー（とにかく主人公が弱く、すぐ死んでしまうため全くゲームが進まず、難易度が高すぎる）」や、「バンゲリングベイ（ヘリコプターで敵基地を倒すのだが、操縦が難しく、マップも広大すぎてクリアが甚だ困難）」などがありました。情熱をもって、とことん修練してクリアする猛者も現れたようですが、多くの学生はそっとカセットケースに入れて、二度とプレイしなくなりました。
一方で、野球ゲームの名作「ファミリースタジアム」のように家族友人で遊べるスポーツものや、「ドラゴンクエストシリーズ」など、全国的に行列ができるほど熱狂を生んだ名作もありました。
閑話休題
さて、「クソゲー」と「神ゲー」とを分ける差は何なのかを考えてみたいと思います。
「クソゲー」を「クソゲー」たらしめる最大の要素は「徒労感」ではないでしょうか。
「やってもやっても前に進まない。」「一生懸命やっているのに理不尽に難しい。」「せっかく強い敵を倒したのに、報酬も武器ももらえない」「操作性が悪すぎる」「どこから、何に手を付けてよいのか、ヒントが少なすぎる。」などなど、販売した会社や、作成者を正座させて説教してやりたくなるような感じですね。
対して「神ゲー」は「適切な課題が与えられ、クリアするとご褒美が与えられる」「やっていると徐々に上手くなり勝てるようになる」「指示が的確で、何をするのか迷わない」「操作性が素晴らしい。固まらない」「音楽も盛り上げてくれる。テンションMAX！」といったところでしょうか。
何かと似てますね。そうです。なんとなく「勉強」に似てますよね。
生徒さんが直面した勉強、問題が「クソゲー」と感じる場合で、問題のほうがダメな場合は「設問自体がヘタクソ」「問題集の答えが手元に無い」「漢字1万個写すといった罰ゲーム感」があるような場合です。
また、「教師側の説明スキルが低すぎる」「感情的になる教師」「声が小さすぎる教師」「難しいテスト問題を出すことに喜びを感じる教師」に出会うといった、アンラッキーな場合も、勉強をクソゲー化するのに拍車をかけてしまいます。
「生徒さんが努力すれば勝てる難易度の問題を解かせ」「正解したら褒め、失敗したら励まし」「解けたときに感動を覚える爽快な問題で」「点数が上がるという『明確なご褒美』が与えられ」「そのうちさらに乗り越えることが可能な難易度の上級問題が与えられる」という好循環が生み出された場合、勉強は神ゲー化します。得意で、楽しくて、強制的にではなく自発的にやるものになります。
また、その生徒さんに対しての「ちょうどよいレベルの問題」からやり直させ、クリアさせることで「以前はクソゲーだと思ってた難問」に対して取り組めるようになり、それに打ち勝つことでスキルが上がっていくのです。
我々プロ家庭教師は、生徒さんに対してマンツーマンで、じっくり丁寧に指導します。
今直面している難問は「クソゲー」ではなく、ちょっとレベルが高い「難敵」なだけで、順序だてて克服していけば勝てる相手であることを体験させます。
行き詰っている生徒さん、あきらめかけている生徒さん、さらに上を目指した生徒さんへの、「最高の攻略本」として、勉強を神ゲーにするお手伝いを、一生懸命しております。
お悩みがございましたら、ぜひご相談ください。
富山県家庭教師協会 高岡事務局（家庭教師派遣部門）
ＫＡＴＥＫＹＯ学院 高岡駅南校（完全個別指導塾部門）
教務部担当 佐野
