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【高岡コラム】アスリートに学ぶ~イマドキの勝メシ考~

2020.10.26
新着情報全教室高岡駅南校

大好きな金木犀の香りに包まれる、1年の中でも大好きな季節です。
食べ物もとても美味しくなる季節です。旬の果実や魚介類、キノコ類と毎日のご飯がとても楽しみになりますね。
普段から食事と運動のバランスを心がけて、天高く我肥ゆる秋とならぬよう、特に部活を引退した受験生はちょっとした運動を習慣化することをお勧めしたいです。

さて、今回は「アスリート飯」を受験やテスト前の食事に取り入れてみるという事を考えていきたいと思います。
運動での試合でも、勉強の試験でも「当日を万全の体調で迎える。」「最高に集中した状態で1試合目(1科目目)を迎える」「途中でエネルギー切れを起こさないようにする」など、共通点は多そうです。

一昔前は「受験に勝つ!でカツ丼だー!」とか「腹持ちが良いからお餅よー!」と、若干駄洒落を言いたいだけではないのか?と疑りたくなるメニューが「受験メシ」として幅を利かせていました。
若さ溢れる受験生、学生の皆さんは朝からカツ丼でもきっちり消化できるのかもしれませんが、私も含めたご両親世代にもなると昼まで胃がもたれてしまいます。
この「胃がもたれる」というのは「消化にたいしてエネルギーをずっと使っている」という事でもあり、試験で最も必要な「脳」に割り振るべきエネルギーを無駄使いしてしまう事になりかねません。
また、お米、餅といった炭水化物は、脳のエネルギーとなる「糖」になる一方で、大量に摂取すると「血糖値」が一気に上がり「眠さを引き起こす」原因になる食べ物でもあります。
野菜を先に食べる、よく噛んで食べ適量に抑えるよう、普段から試験時間を逆算したメニューや量を考え、血糖値の上りにくい「そば、パスタ、玄米、オートミール」などを取り入れるのも良いですね。

試験などで頭脳を酷使するとエネルギー源である「ブドウ糖」を必要とします。「脳は大食い」と言われ、エネルギーの消費量がとても大きい器官です。体は動かしていませんが、短時間で集中して脳をフル回転させることで大量にエネルギーを消費しているのです。

しかしながら、朝一番に大量の炭水化物をドカ食いすることは、消化でのエネルギー浪費、血糖値急上昇による集中力の低下とマイナスファクターも大きいのです。

そこで、スポーツ選手が良く本番前や、本番中に使用する手法として「コンビニでも容易に入手できるスポーツゼリーを『こまめに少量ずつ』摂取する」ことをお勧めします。
さっと補給出来て、ビタミンのバランスも良い「エネルギーゼリー」などをカバンに入れておき各単元の終了後やトイレ休憩の前にさっと摂取したり、持って行く水筒の中身に「マルトデキストリン」(ネット通販で売ってます)という粉末状の飴を多めに溶かしたスポーツドリンクなどを入れて、脳へのエネルギー補給を迅速に行えるような工夫を是非試してみて下さい。

また、集中力を高める「カフェイン入りドリンク」は、眠気防止、集中力アップにとても効果があります。栄養ドリンクや、派手な缶入りドリンクとしてコンビニなどでも容易に入手できます。ただし、大量に摂取することはかえって体調を崩したり、また、尿意をもよおし易くもなるので普段の勉強の際に適量を探ってみて下さい。

大事なことは「本番前に、試したこともないのにやってみる」といった付け焼刃な、場当たり的な試みは失敗しやすいことです。普段の勉強の時、学校での昼休み、期末試験の時などいろいろな機会で、本番を想定して試してみて下さい。

いよいよ受験も近づいてきます。いろいろ工夫して、全力が出せるように頑張りましょう!
応援しています。

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