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【高校生必見】外部模試の活用

2019.09.12
富山駅前本部校

高校3年生は春からこの時期まで、センター試験タイプのマーク式模試、記述型模試、各大学の独自試験を想定した〇〇大学模試等、様々なタイプの外部模試を4~5回受けてきていると思います。また、1年生・2年生の方も主要3科目を中心に外部模試を受ける年間スケジュールが組まれています。当然、外部模試は全国単位での評価・判定となるため、大学進学を考える生徒さんにとって、リアルな現状を把握するには必要不可欠な大切な試験です。

ただ、仕方がない話ですが、高校独自の定期試験や実力テストと違い、外部の機関で莫大な量の採点をするため、返却されるまでに1ケ月以上の時間を要します。1カ月の時間があれば、生徒さんの学力も以前よりはついているはずですので、戻ってきた判定表は1ケ月前の過去実績の判定表となるわけです。

何を言いたいかとしたら、『鉄は熱いうちに打て』と同様、試験は受けて終わりではなく、受けてからとにかく早く『見直し』『解きなおし』をして欲しいことを声を大にして言いたいです。当たり前ですが、全ての生徒さんは何かしらの理由や根拠をもって、当日の試験の解答を選び・記入して試験に取り組んでいるはずです。時間が経てば経つほど、何を理由にこれを答えとしたのか、その理由や根拠を忘れてしまいます。また同じ失敗を繰り返している姿は大変悲しい姿です。

特に外部模試は、全国の大学入試のメガデータを元に作成され、非常に洗練されており、演習対象としては優先順位の高い問題で構成されています。試験当日に解けるかどうかよりも、その問題をこの後の学習に有効活用してください。最終的に本番に発揮することができれば、解けなかった悔しさや失敗も大切な経験となる、ということです。

いまだ情報が錯綜していますが、2021年からは大学入学共通テストで『知識・技能』に加え、『思考力・判断力・表現力』を試され、面接や調査書、eポートフォリオを参考に『主体性・多様性・協働性』を判定の考慮にいれた『学力の3要素』を軸とする受験となり、過去の変革とは比べ物にならないくらい、受験制度が大きく様変わりすると世間を騒がせています。しかし、勉強の仕方の王道は変わりません。安定した知識や技能があって初めて思考力や判断力・表現力に繋がります。『繰り返し、繰り返し身につくまで』という言葉を合言葉に、反復練習を嫌がらずに取り組むことが遠回りに見えるけれども結局は実力をつける近道となります。

学習の仕方や、これからの受験に不安を感じることがあれば、お気軽にご相談ください。色々なアドバイスをさせて頂きます。

お電話をお待ちしております。

 

富山県家庭教師協会 富山事務局

KATEKYO学院 富山駅前校・富山一番町校

責任者 田中


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